REPORT

『春一番 2023』前編 ー 「祝」でも「終」でもない、大阪名物野外コンサートのゆくえ

大阪のライブイベント『春一番』が5月3日(水・祝)~5日(金・祝)の3日間、豊中市〈服部緑地野外音楽堂〉にて行われた。開催されるのは2019年以来、4年ぶり。1971年から半世紀以上に渡って続くゴールデンウィークの風物詩的野外コンサート(1979年に一度休止、その後1995年から再開)。コロナ禍を経て通算35回目となった今回の開催を、有志スタッフである筆者の視点からステージの模様はもちろんのこと裏側の光景も交えて、前後編で綴っていく。

MUSIC 2023.06.14 Written By 峯 大貴

「祝」でも「終」でもない『春一番 2023』

これまでにない、特別な『春一番』だったと思う。それはコロナ禍を経て、4年ぶりの開催だったことによる感慨の部分が大きいのは言わずもがなだ。

 

1971年~79年までは、大阪というローカルから新しいロック、フォーク、ブルースの潮流を象徴する役割も強かった。そこから時が経ち、1995年に再開して以降、いや2006年から「祝」を冠した『祝春一番』となってから、もしくは2010年に主催・福岡風太と共にこのコンサートを取り仕切っていたあべのぼるが亡くなってから……?少なくとも、筆者が有志スタッフとして参加するようになった2013年ごろには、70年代から活躍を続けるベテランを中心に据えながら、若手まで含めたお馴染みの演者たちによる、気概ある最新のパフォーマンスを、緩やかな時代の流れと共に楽しむ。そんな他の音楽フェスティバルとは似て非なる性質を持ったスタイルが長年に渡って確立されていたのである。

 

だからこそ、この場所で久しぶりに顔を合わせた演者、裏方、お客さん。舞台中央に吊り下げられた「春一番」のメインフラッグ、豊川忠宏(トヨヤン)率いる職人たちが作り上げた独特の舞台美術、そしてなによりこのイベントに久しぶりに多くの人が集っているという事実に、こみ上げてくるものがあった。

しかしそれ以外の部分でも「これまでにないもの」を感じていた。何せコロナによって中止となってしまった2020年。本来は『終 春一番』と銘打ち、最後にしようとしていたのだ。福岡風太がようやく決意した、自分の人生そのものと言えるこのコンサートを終わらせることもできず、宙ぶらりんに。この間、彼はどんなことを考えていたのだろうか。

 

2023年1月14日、公式サイトが立ち上がり、今年75歳になる風太のメッセージと共に開催が告知された。タイトルは『春一番 2023』。ここ15年近く用いられていた「祝」も、2020年に決断した「終」の文字もない。果たして『春一番』は戻ってきたのだろうか?それとも別れを告げに来たのだろうか?わからないまま5月のゴールデンウィークを迎えた。

リハビリに努める福岡風太、実現までこぎつけた福岡嵐

ここからは有志スタッフ会場班として参加しながら、3日間の開催の中で印象に残っている光景を書き残していきたいと思う。しかし初日の5月3日は久しぶりとあって会場運営に必死だった記憶が先立つ。物販を始め逼迫するシチュエーションも一時あってヒヤヒヤした。でも開演の11時に向けた最終のステージリハーサルや、入場待ちの行列が伸びていく光景には胸が高鳴った。その高揚を煽るように、阪井誠一郎とDixie Gangが会場の外を練り歩きながら行列に向けてウェルカム演奏を行っている。1920年代のディキシーランド・ジャズ風味のアンサンブルで高田渡の“ヴァーボン・ストリート・ブルース”、“生活の柄”、“銭がなけりゃ”や、西岡恭蔵の“Glory Hallelujah”などをアンプラグドで披露し、開場前から大合唱を起こしていた。すで顔を真っ赤にして酔っぱらいながら並んでいる人が多いのと、周辺に立ち込める、ぬるまった缶ビールの香り。いよいよあのハルイチが、帰ってきた。

阪井誠一郎とDixie Gang

開場と同時にステージの演奏が始まるのも、これまで通りだ。トップバッターを飾ったのは松田ari幸一。この日はアーリータイムスストリングスバンドとしても出演する、風太より年上、大ベテランのハーモニカ奏者である。心地よいブルースハープの音色が野音から快晴の青空に向けて吹き抜けていく。入場した観客はどこに陣取ろうかと狙いを定め、シートを広げられる客席後方の芝生エリアから順に埋まっていく。準備が整い、方々から「乾杯」の声があがり、宴会が始まっていった。

松田ari幸一

例年は1組目のステージが終わると、福岡風太の挨拶があって次の演者にバトンが渡される。しかし今回、司会のマイクを取ったのは息子の福岡嵐だった。奥にいる風太は車いすで左目には眼帯。かつて自身が舞台監督を務めた『忌野清志郎 with Booker T. & The MG’S Tour 1992』のGジャンを羽織り、右目だけで真っすぐ会場を捉えている。嵐に抱えられながら、立ち上がりマイクに声を乗せた。脳梗塞に倒れ、現在リハビリ生活を送っているとのことだ。4年前とは違う姿に少し驚いている様子の観客もいたが、半世紀以上に渡って彼が育ててきた、察しのいいこの場所の観客だ。その内「風太~!!!」という歓声と大きな拍手が起こる。どんな体調で、どんな思いでこの日を迎えたのかを一人一人が受け止めながら、今年の『春一番』を会場全体で作っていこうとする合意を取ったようなシーンであった。

福岡嵐、福岡風太

コラボに次ぐコラボが光る、1日目のハイライト

『春一番』は他の音楽フェスティバルと異なり、出番順やタイムテーブルを発表していない。「誰かを目当てに来るのではなく、開演から終演までが『春一番』という一つの作品であるのだから、それを味わってほしい。出番順もその楽しみの一つ」ということを筆者が風太から聴いた記憶がある。その考えもあってか、このコンサートではそれぞれの出番のみならず演者同士でコラボレーションが行われることも多い。全ての演者の楽屋が一つであることも手伝って「このあと一緒にやろや」という会話が突発的に出て、盛り上がれば、すぐさま隣のリハーサル室に入り、一発合わせてすぐさまステージ。この自由さを楽しんでいる節もある。また大抵の演者が出番以外の時間は客席で観客と一緒にステージを楽しんでいるアットホームな空気も大きな魅力だ。そこかしこで「さっきめっちゃよかったです」「うわ!久しぶりやなぁ!」という会話が飛び交い、観客・演者の垣根もなく一緒に酒を酌み交わしている。

 

この日、良元優作は「なんで今までハルイチで一緒にやってなかったんやろ」と言いながら先輩AZUMIを呼び込む。優作のガットギターによる弾き語りに、AZUMIがフリーキーなエレキギターで彩るような形で、優作の“昨日見た夕陽”と互いに交流が深かった故・鈴木常吉の“Hallelujah”を披露した(注1)。優作のカラっとした声にほんの少し宿るもの悲しさをAZUMIが引き出すようなコラボだった。それに呼応して、今後はAZUMIも自身のステージの最後に、優作を再び呼び出す。この日2度目の“Hallelujah”を二人で演奏。優作はハンドマイクで歌っていたが、AZUMIの爆撃機のようなエフェクトを交えたギタープレイと円熟した歌唱の中にある素朴な少年性が垣間見えるような“Hallelujah”は、日が陰りつつある時間だったのも手伝って、聴き心地がまるで違っていた。

注1:元々はLeonard Cohenの楽曲。鈴木常吉が自身の解釈の日本語詞を充てたカバーをレパートリーとしていた。

AZUMI、良元優作
AZUMI

2015年以来の出演となるリクオは普段から自身のバンドHOBO HOUSE BANDのメンバーとして活動を共にしている宮下広輔(ペダルスチール)と、先日解散した髙木まひことシェキナベイベーズのメンバーでもあった空団地の鶴田ハヤト(Dr)と三浦トモユキ(Ba)を迎えた特別編成で出演。そこに加えてTHE HillAndonの三木康次郎(Vo)と楠木達郎(Gt)も呼び込んで“光”と“永遠のロックンロール”をコラボレーション。空団地もTHE HillAndonも以前から、リクオがその実力を認める関西の後輩たちであるが、自身もこの『春一番』で先輩たちから多くを学んだ一人として、次は自分がバトンを渡す番だという確かな意識が見て取れた。

リクオ

一方でこちらは事前に告知されていたが、大塚まさじのステージにはゲストにチャールズ清水が登場。ソー・バッド・レビューのピアニストとして1970年代中盤にデビューしたチャールズは、スタジオミュージシャンとして大塚のレコ―ディングにも度々参加してきた。2002年以来の『春一番』登場となるチャールズにスポットを当て、彼の楽曲である“座椅子オバアチャン”や、二人の共作曲である“エピソード”を久しぶりに披露していた。1970年代のザ・ディランⅡ時代から『春一番』の顔役である大塚は、これまでにも増して自分の存在を通して周りを輝かせるホスト的な役割を担っていたのが印象的である。自分のステージの最後に披露した代表曲“男らしいってわかるかい”はイントロが始まるや否や拍手が起こり、ガヤガヤとした会場に静けさが訪れる。じっくり観客の耳を傾けさせながら、黒田かなで(バイオリン)、長田TACO和承(スライドギター)、そしてチャールズへとソロパートを渡していく美しさったら。大塚は3日間通じて要所に登場するが、軽やかでありながら無類の説得力を持つ立ち振る舞いとあまりに特徴的な歌声に改めて魅了された。

黒田かなで、大塚まさじ、長田TACO和承

それ以外にも若手ではあるが、すでに会場中を味方につけている様子のアフターアワーズは屈指の代表曲“バイバイ”をやらないという挑戦的なセットリストでも悠然と会場を沸かしている。その2時間後にショーウエムラ(アフターアワーズ)はマンドリンのJin Nakaokaを引き連れてソロでステージに再登場。歌とアコギ、そしてマンドリンという布陣ながら、お互いを煽りまくってインプロビゼーションにまで発展していく。『春一番』初出演であるJinがその後、様々なお客さんに声をかけられて酒を奢られまくっていることも含めて充実の活躍だった。

アフターアワーズ
Jin Nakaoka、ショーウエムラ

夕方に登場したヤスムロコウイチは大声で悪態をつきながら登場。でも一度演奏を始めるとなんとロマンティックでとろけるような歌声を放つ、そのギャップ。木村充揮(憂歌団)に次ぐ、関西の音楽が誇る無形文化財&天然記念物として、もっと評価されなくてはならない人だと思う。またこの日のトリであるアーリータイムスストリングスバンドによる、おどろおどろしさと荘厳さを兼ね備えたライブの後、AZUMIとヤスムロコウイチがすでに会場を後にしていた風太に変わって観客の追い出しMCをしていた。互いに姫路で生まれ育った高校時代からの悪友コンビによる、微笑ましい光景であった。

アーリータイムスストリングスバンド

1日目の記憶を最後にもう一つ。押尾コータローは、この場所ではもはやお馴染みのNANIWA EXPRESSの清水興(Ba)とのコンビで演奏。2022年に亡くなった中川イサトのものだというストラップをつけていた。日本を代表するフィンガーピッキングの使い手であるイサトと押尾は師弟関係にあり、この場所でも幾度となく共演してきた。そして大塚まさじもMCで「毎年おいしいケータリングを作ってくれていた、田川さんが星になりました」と今年1月に亡くなった音楽評論家 / 料理研究家の田川律について触れ、田川が作詞した自身の楽曲“うた”を演奏した。柔らかな表情と恰幅のいい体格に割烹着を身に着け、楽屋スペースで様々な料理を作っていた田川の姿がふわっと脳裏に浮かんだ。

清水興、押尾コータロー

久しぶりの顔にたくさん出会える喜びが『春一番』の醍醐味でもあるが、両義的にこれまでいた人の不在を噛みしめる場面も多い。一人の有志スタッフが、会場入り口付近のあまり目立たないところに写真を散りばめた額を貼り付けている。見ると田川を始め、ほんの数年前までこの場所で一緒にいたはずのスタッフたちの姿。「今年はもう1枚に収まらなくて……」とさらに額を取り出したことには不謹慎にも笑ってしまったが、以前の記憶を辿ってもう一度額の中にいる彼らのことを思い出す機会を大事にしたい。かつて風太が「もうアッチ(天国)の方がおもろいハルイチできるもんな」と空の向こう側を指さしていたように。

撮影:TRIBUS 古藤宏樹、安部国宏

WRITER

RECENT POST

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年…
REVIEW
今度のコンセプトは教祖!?音楽だけに収まりきらないロックンロール・クリエイティビティーゆうやけしはす…
REVIEW
これはただの弾き語りフォーク・アルバム第一集ではないー井上園子『ほころび』
REVIEW
出会い別れ、痛み哀しみ喜びを意地でもポップスに昇華する、美しくも生々しい4作目-路地『わかりあえない…
REVIEW
東京であぐねる一人の社会人による暮向の記録-砂の壁『都市漂流のために』
INTERVIEW
あがた森魚による音楽集会『タルホピクニック』とは何だったのか?
INTERVIEW
こぼれ落ちてゆくものに眼差しを向けるーリクオがこの世界で想像力を維持していくための『リアル』
REPORT
『春一番 2024』後編 ー 福岡風太が命を燃やしている
REPORT
『春一番 2024』中編 ー 継承しながらそれぞれの道を行く、二代目たちの群像
REPORT
『春一番 2024』前編 ー 福岡風太が生きてるうちは、この野外コンサートをやり通す
INTERVIEW
新たな名曲がベランダを繋ぎとめた。 新作『Spirit』に至る6年間の紆余曲折を辿る
COLUMN
【2024年4月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
台湾インディーバンド3組に聞く、オリジナリティの育み方『浮現祭 Emerge Fest 2024』レ…
REPORT
観音廟の真向かいで最先端のジャズを。音楽と台中の生活が肩を寄せ合う『浮現祭 Emerge Fest …
INTERVIEW
孤独な青年の思春期が終わった、 LAIKA DAY DREAMなりのグランジ作品『Shun Ka S…
REVIEW
この先鋭的なバンドサウンドは、2020年代の京都音楽シーンを代表する-YUNOWA『Phantom』
INTERVIEW
Ribet townsは12人組プロジェクトチーム!? 現代社会を楽しく生き抜く処世術を歌う、新作に…
REVIEW
松井文『窓から』-歌い手としての自分を見つめ直した、3枚目の1stアルバム
REVIEW
畠山拓郎“September”-KANの遺伝子も感じるニューポップスターによるソウルバラード
REPORT
発令!アジアに向けた日本からの開国宣言-BiKN shibuya 2023 クロスレポートNo.1
INTERVIEW
「日本とアジアを混ぜっ返すんだ!」アジアン・ショーケース『BiKN shibuya』に至る衝動
REVIEW
劇伴音楽を経て、本格的にバンドとなったロマンたっぷりのロックサウンド-KiQ『空想』
INTERVIEW
「おせっかい」な京都のスタジオ、マザーシップ。エンジニア野村智仁が語る、人付きあいと音作り
REVIEW
Tocago『Wonder』- 沖ちづるの音楽にかける熱意に再び火が灯るまで
INTERVIEW
歌うたいは人たらし。小野雄大が仲間と共に自分の歌を見つけるまでの道程
COLUMN
〈Penguinmarket Records〉作品ガイド
INTERVIEW
「Music has no borders」を掲げ、京都から世界へ-Penguinmarket Re…
REVIEW
多様な可能性のごった煮状態という意味での“GUMBO”- 砂の壁『GUMBO』
INTERVIEW
ソー・バッド・レビューから続く道。 シンガーソングライター&ピアニスト / 翻訳家 チャールズ清水…
REPORT
『春一番 2023』後編 ー 平和を夢見る福岡風太が仕掛けた、音楽による革命の実験場
INTERVIEW
「大阪を代表するバンドになりたい」ショーウエムラ(アフターアワーズ)が語る、地元に育てられたバンドマ…
REVIEW
生活の設計『季節のつかまえ方』 ー 「自分の音楽ってこれかも!」と辿り着いた喫茶ロック作品
REVIEW
屋敷『仮眠』 – のんびりとした虚無感、幻想的だが後味の悪さもある、積層的なフォーク作品
REVIEW
FALL ASLEEP#3 全曲レビュー
REVIEW
幽体コミュニケーションズ『巡礼する季語』 – 言葉とサウンドをコラージュ的に組み合わせ、季節を描く京…
INTERVIEW
スーパーノアが語る、『ぬくもりはたしかに』に込めたリズムと歌の最適解
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2022-世田谷ほっつき歩き編
REVIEW
Eri Nagami『ど​ち​ら​か​と​い​う​と​そ​う​思​う(Moderately Agre…
REVIEW
岡林風穂『刺激的な昼下がり』 – 岐阜拠点のシンガーによる、こそばゆい刺激に惹きつけられる作品
REPORT
ボロフェスタ2022 Day4(11/6)- クリープハイプ、リベンジ。過去2年を取り戻す気概の最終…
INTERVIEW
マーライオン、変わる!-もっとみんなに喜ばれる音楽をつくるための模索と研鑽
INTERVIEW
生活は変われど、再び日々を鳴らし始めた路地の『KOURO』
REVIEW
ヨットヘヴン『健康快樂』 – 今を楽しく生きようとする生活者の歌
REVIEW
ガリザベン『ほっぺのかんじ』 – シャイとユーモア、関西に息づくブルースが香り立つうた
COLUMN
たけとんぼ 平松稜大・きむらさとしに影響を与えたアルバム5選
INTERVIEW
伝道と更新を目指すアコースティック・サウンド – たけとんぼインタビュー
REVIEW
kiss the gambler “ベルリンの森” – 自分の心の居場所はどこにある?
REVIEW
KiQ『FuU』ー多彩な仲間と共に漂着した、退屈な日々を彩るフォーク・ロック
INTERVIEW
音楽のアーキビスト、金野篤が体現する「売りたいモノは自分で作る」という生き方
REVIEW
kiss the gambler “台風のあとで” – 折り合いのつかない喪失感を歌う素直さに胸が打…
INTERVIEW
大石晴子が探る、これからの生きていく道とは ー『脈光』インタビュー&全曲解説
REVIEW
伏見◎Project “Dawn-town” – 京都伏見を冠するニュー・コンボによるムーディーな楽…
REVIEW
みらん『Ducky』 – 22歳の今しか表現できないことを歌っている、理想的なデビュー作
REVIEW
徳永憲『今バリアしてたもん』何重にもねじれたユーモアが満載、歌とアコギが主体の12作目
REVIEW
国でも建てるつもりなのか – グッナイ小形
REVIEW
NEKOSOGI – NEKOSOGI
REVIEW
たまき – 門脇沢庵
REVIEW
夢の日々 – ミチノヒ
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.2
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.1
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2021-武蔵野散歩編
REVIEW
FALL ASLEEP#2 全曲レビュー
INTERVIEW
ぶっちゃけ上京ってどう?-ベランダ×ギリシャラブ×Crispy Camera Club 京都発・東京…
INTERVIEW
いちやなぎとひらまつ-平成6年生まれ、ウマが合う歌い手の2人
COLUMN
「シーン」から「モード」に移ろいゆく – 京都音楽私的大全
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day3 – 2021.10.31
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day2 – 2021.10.30
COLUMN
“ニュー・ニート”ゆうやけしはすが目論む、ローカルから興すロック・ルネッサンス
INTERVIEW
グローバルな視野を持って、ローカルから発信するーリクオが『リクオ&ピアノ2』で打ち出す連帯の姿勢
REVIEW
ズカイ – たくさん願い溢れて
INTERVIEW
みらんと話した日ー兵庫在住シンガー・ソングライターによる互いの気持ちを尊重する歌を探る
INTERVIEW
つくるひとが二人、はみ出す創作を語る-井戸健人×畠山健嗣 対談
REVIEW
秘密のミーニーズ – down in the valley
REVIEW
ラッキーオールドサン – うすらい
COLUMN
ご当地ソングからはみ出る方言詞|テーマで読み解く現代の歌詞
REVIEW
ベルマインツ – MOUNTAIN
INTERVIEW
もどかしくもシンプルを求めトガっていく。シャンモニカが語る『トゲトゲぽっぷ』
INTERVIEW
シンガーソングライターという自覚の芽生え – ぎがもえかインタビュー
REVIEW
たけとんぼ – 春はまだか / 旅の前
REVIEW
いちやなぎ – album
REVIEW
ショーウエムラ – 大阪の犬
INTERVIEW
2020年をポジティブに転化するために - 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)が語る新作『ハビタブ…
REVIEW
かさねぎリストバンド – 踊れる
COLUMN
従来のイメージを跳ね返す、日本のフォークの変革 - 『#JAPANESE NEWEST FOLK』前…
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2020
COLUMN
編集部員が選ぶ2020年ベスト記事
COLUMN
〈NEWFOLK〉作品ガイド
INTERVIEW
音楽のすそ野を広げる、影の歌の送り手 - 〈NEWFOLK〉主宰 須藤朋寿インタビュー
INTERVIEW
自分の言葉を持つ人の歌が、心に入ってくる - 浮(BUOY) インタビュー
REVIEW
クララズ – 台風18号
INTERVIEW
“2023”で次の扉を開いた3人のハイライト – ベルマインツ インタビュー
REVIEW
岡林信康 – 岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ
REVIEW
田中ヤコブ – おさきにどうぞ
REVIEW
上田正樹と有山淳司 – ぼちぼちいこか
REVIEW
ザ・ディランⅡ – きのうの思い出に別れをつげるんだもの
REVIEW
Bagus! – 恋はうたかた
REVIEW
ベルマインツ – ハイライトシーン
REVIEW
ヤユヨ – ヤユヨ
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(後編)– 天川村から新たな船出『IN,I’M PRAY SUN』
REVIEW
小野雄大 – 素粒子たち
INTERVIEW
覚悟が決まった第二章 – Easycome『レイドバック』インタビュー
INTERVIEW
生きている日が歌になる – ダイバーキリン『その美しさに涙が出る』インタビュー
REVIEW
のろしレコード – のろし
REVIEW
松井文 – ひっこし
REVIEW
gnkosaiBAND – 吸いきれない
REVIEW
イハラカンタロウ – C
REVIEW
折坂悠太 – トーチ
REVIEW
西洋彦 – fragments
REVIEW
クララズ – アメリカン
REVIEW
阿佐ヶ谷ロマンティクス – 独り言
REVIEW
平賀さち枝とホームカミングス – かがやき / New Song
REVIEW
TATEANAS-縄文人に相談だ/君と土偶と海岸で
REVIEW
ズカイ – 毎日が長すぎて
INTERVIEW
30代になった酩酊シンガーてらがRibet townsと鳴らす家族の歌
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2019-『ナイトサークル』リリースインタビュー
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2018
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 3日目
INTERVIEW
キタが語る、オルタナティヴ・バンドthanの正史ー2ndアルバム『LINES』リリース・インタビュー
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 2日目
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 1日目
INTERVIEW
はちゃめちゃなエンタテインメントがやりたいーチャンポンタウン“Giant step”リリース・インタ…
INTERVIEW
3人で歌の本質を確かめる場所―のろしレコード(松井文、夜久一、折坂悠太)『OOPTH』リリース・イン…
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(前編)-新MV“まほう”・“リリィ”を公開&クラウドファンディング始動
REVIEW
アフターアワーズ – ヘラヘラep / ガタガタep
REVIEW
河内宙夢&イマジナリーフレンズ – 河内宙夢&イマジナリーフレンズ
INTERVIEW
休日に音楽を続ける人たちのドキュメント-松ノ葉楽団3rdアルバム『Holiday』リリースインタビュ…
INTERVIEW
日常に散らばった、ささやかな幸せを愛でるー大石晴子 1st EP『賛美』インタビュー
REVIEW
THE HillAndon – 意図はない
REPORT
リクオ『Gradation World』スペシャル・ライヴat 代々木・Zher the ZOO レ…
REVIEW
Ribet towns – メリーゴーランド / CRUSH / みまちがい
REPORT
峯大貴が見た祝春一番2019
INTERVIEW
今また初期衝動に戻ってきた – リクオ『Gradation World』リリースインタビュー–
REVIEW
HoSoVoSo – 春を待つ2人
REPORT
峯大貴が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
ここから踏み出す、ギリシャラブの“イントロダクション” – 2nd Album『悪夢へようこそ!』リ…
INTERVIEW
その時見たもの、感じたことを記録していく – ダイバーキリン『忘れてしまうようなこと』リリースインタ…
REVIEW
チャンポンタウン – ごきげんよう
REVIEW
宵待 – NAGAME
INTERVIEW
cafe,bar & music アトリ
REVIEW
てら – 歌葬
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day3】ULTRA CUB / Gateballers /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day2】Homecomings / Moccobond /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day1】ベランダ / Crispy Camera Club…
INTERVIEW
KONCOS:古川太一 × ボロフェスタ主催 / Livehouse nano店長:土龍対談 - 音…
REVIEW
ローホー – ASIA MEDIA
REVIEW
影野若葉 – 涙の謝肉祭
REVIEW
Pale Fruit – 世田谷エトセトラ
REVIEW
原田知世 – music & me
REVIEW
Traveller – Chris Stapleton

LATEST POSTS

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年のブルース

吾妻光良& The Swinging BoppersをはじめブレイクダウンやBO GUMBOS、ペン…

COLUMN
【2024年11月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

REPORT
これまでの軌跡をつなぎ、次なる序曲へ – 『京都音楽博覧会2024』Day2ライブレポート

晴天の霹靂とはこのことだろう。オープニングのアナウンスで『京都音博』の司会を務めるFM COCOLO…

REPORT
壁も境目もない音楽の旅へ‐『京都音楽博覧会2024』Day1ライブレポート

10月12日(土)13日(日)、晴れわたる青空が広がる〈梅小路公園〉にて、昨年に引き続き2日間にわた…

REPORT
自由のために、自由に踊れ!日常を生きるために生まれた祭り – 京都学生狂奏祭2024

寮生の想いから生まれたイベント『京都学生狂奏祭』 …