yuleとRibet townsが共同制作楽曲をシングルとして配信リリース!
京都拠点の12人組(ライヴでは最大10人編成)Ribet townsと、東京拠点の6人組yule。2組のコラボ企画“Movement”について共催ライヴの情報はすでにお届けしているが、そこに続いて1月12日にyuleの“Where is my moon”、Ribet townsの“I like your music”というそれぞれの新曲が各配信ストアおよびサブスクリプションサービスにて配信開始する。この楽曲はyuleがRibet townsへ、Ribet townsがyuleへそれぞれが互いをイメージしたデモを贈り合い、再編曲、カバーし合うかたちで完成させ、東京と京都という遠方にそれぞれ活動拠点を置きながら、親しく付き合う両バンドの関係をイメージし「遠い街を連想させる」というテーマで制作。
北欧の音楽に影響を受け、グロッケンやマンドリン、アコースティックギターなど、ケルト音楽に多用される楽器を積極的に取り入れているという共通点があることから、2018年6月に京都UrBANGUILDで行われたRibet towns『ショーケース』レコ発での対バンをきっかけに親交を深める中で、共同制作の話が持ち上がり、今回のコラボリリース企画につながった。Ribet townsの“I like your music”にはyuleからRei、Annaがゲストコーラスとして参加。yule“Where is my moon”にはRibet townsのコバヤシアヤカがグロッケンで、イノコナナがピアニカで演奏に参加しており、両曲ともにどちらのバンドの息吹も吹き込まれた互いにとって新境地に踏み込んだ楽曲となっている。
OTOTOYではアンテナ所属ライター峯大貴によるyule×Ribet townsの対談記事が公開となっているのでそちらも合わせてご覧いただきたい。
yule『Where is my moon』
コメント
Rei (Gt / Vo)
この企画は、Ribet townsのメンバーとの打ち上げの席で「使う楽器も似ているし、一緒に音源を作ったら楽しいかもね」と、話したことからはじまりました。誰かが作った曲を編曲することも、誰かに曲を提供することもはじめてだったので苦戦しましたが、対照的でおもしろい楽曲が2つ完成したと思います。
Anna(Vo)
Ribet townsとyuleはどこか似ている。共通する部分があるものの、知れば知るほど対照的な存在にあるんだと思いました。今回のコラボレーションでは、お互いにまだ気付かなかった新しい発見をして、それを音に・声に、表すことができたのではないかと思います。Ribet townsとyuleは、月と太陽という表現がぴったり当てはまる存在だと思います。私たちの魅力をどんどん見つけて、ライブを一緒に楽しんでほしいですね ♪
プロフィール
東京の男女混声6人編成バンド。
男女混声のヴォーカルを中心にアコースティック・ギター、マンドリン、グロッケンシュピール、シンセサイザーなど多彩な楽器を加えたサウンドが特徴。
2015年1月、vocalのRei、Annaを中心に結成。guitarのmag、サポート・メンバーにIwao、Tetsutaro、fumiを加えた6人体制で活動を開始。
同年8月、THISTIME Recordsの主催するイベント〈スプートニク vol.06〉で初のライヴ。同時に1st e.p.『Sleep』を会場限定で発売。10月には音楽メディア『Spincoaster』の主催するイベント〈SPIN.DISCOVERY Vol.03〉にポルトガルのNortonらと共に出演。
2016年7月、販売終了した1st e.p.『Sleep』を再生産し、タワーレコード渋谷店で限定販売を開始。その後、タワーレコード新宿店、タワーレコード梅田大阪丸ビル店でも取り扱いを開始。早耳の音楽ファンの間で話題となりつつある。
2016年12月、初の全国流通アルバム『Symbol』を2017年2月8日に発売することを発表。
2018年7月、1st Digital EP『singalong』リリース。それに伴い10月、初となるワンマン・ライヴ決定。
【公式HP】
http://yulejapan.com
【公式ツイッター】
https://twitter.com/yule_japan
Ribet towns 『I like your music』
コメント
アサイゲン(Dr)
yuleと実現したこのコラボレーション。
離れた場所にいながら一緒に曲を作るってのは、非常におもしろい挑戦でした。それぞれの良さを引き出しあえたのではと思うので、多くの人に聴いてもらえたらと思います。ライヴ会場にもぜひ会いに来てほしいです!
ミヤチアサヨ(Vo)
かねてより音楽的な部分に限らずシンパシーを感じていたyule。そんなyuleとの今回の企画には、とてもワクワクしてます! 「Movement」を通して、いまのyuleとRibet townsだけの雰囲気を発信していくので、企画全体を存分に楽しんでもらいつつ、それぞれのよさを知ったり、再発見してもらえるととても嬉しいな〜。
プロフィール
京都にゆかりのある 12 人によって結成された“渋谷と北ヨーロッパに憧れるバンド”。
アコースティックギター、マンドリン、ピアニカ、グロッケンといった楽器で鳴らす、トイポップ・北欧トラディショナル・渋谷系などに影響を受けたサウンドが特徴。
2017年02月、ファースト・ミニ・アルバム『ショートショート』をリリース。
2017年10月、配信限定 EP『フラッシュフィクション』をリリース。リリースに伴いDokkoise Houseとの京都 / 東京での共同リリースツアーを開催。収録曲「メトロ」のミュージックビデオは京都のデザイナー高石瑞希が手がけ、全編アニメーションのユニークなストーリーが好評を博す。
2018年03月、“無差別級”LIVE オーディション〈TOKYO BIG UP! 2018〉ファイナリスト : 特別賞受賞。
2018年04月、NHK『ほうかごソングス』に“今月の歌”として「春が咲いた」の楽曲提供を行う。
2018年07月、初の全国流通盤『ショーケース』をリリース。
【公式HP】
https://ribettowns2018.wixsite.com/ribettowns
【公式ツイッター】
https://twitter.com/ribettowns_jp
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WRITER
- 峯 大貴
-
1991年生まれ。大阪北摂出身、東京高円寺→世田谷線に引っ越しました。
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ANTENNAに在籍しつつミュージックマガジン、Mikikiなどにも寄稿。
過去執筆履歴はnoteにまとめております。
min.kochi@gmail.com
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- 堤 大樹
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26歳で自我が芽生え、とうとう10歳に。「関西にこんなメディアがあればいいのに」でANTENNAをスタート。2021年からはPORTLA/OUT OF SIGHT!!!の編集長を務める。最近ようやく自分が持てる荷物の量を自覚した。自身のバンドAmia CalvaではGt/Voを担当。
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