INTERVIEW

「美醜の感覚」が交差する奇跡を、原田美桜は求め続ける-猫戦『ジンジャー・キャット・アプリシエーション』

原田美桜(Vo / 作詞作曲)、澤井悠人(Ba)によるバンド・猫戦が2月2日に2ndアルバム『ジンジャー・キャット・アプリシエーション』を発表した。京都・立命館大学在学中に発表された前作『蜜・月・紀・行』からきっかり4年ぶりとなり、以降に発表されたシングルを全て含む全11曲が収録。その間の変化や猫戦の音楽表現の核について、中心人物の原田に話を聞いた。

MUSIC 2026.02.05 Written By 峯 大貴

猫戦の原田美桜という人は、音楽を一つのアート・スタイルではなく、それぞれの個人が生活を送る中で培われた豊かなものの表出として捉えている。だから作詞作曲をしていたり、歌を歌っていても、音楽家やバンドのフロントメンバー、シンガーソングライターという呼称は少し居心地が悪そう。「生活者」とか、なんだったら「猫好き」の方がしっくりくる。

 

ANTENNAでは1stアルバム『蜜・月・紀・行』(2022年)リリース時以来、4年ぶりのインタビューとなる。その間メンバーの加入・脱退、上京、曽我部恵一からのオーダーでサニーデイ・サービス“桜 super love”のカバー、TVアニメ『いきものさん』主題歌として“もちもち”の書き下ろし、そして原田はMegu(Negicco)のソロシングルをプロデュースなど、傍から見れば目まぐるしく変化しながら、リスナーも着実に増やしていった。

 

しかし原田はなにも変わらず、ただ日々を健やかに送ること、自然体であり続けることを重んじている。だって音楽とはその上で華やぐものだからと。そんな確固たる考えは、この度発表された2ndアルバム『ジンジャー・キャット・アプリシエーション』でも充満していた。一切誇張なくさらけ出された歌詞の世界を、もう一人のメンバー澤井悠人をはじめ、様々なゲストミュージシャンによるフィーリングが受け止める幸せな共謀関係。ボサノヴァもソウルもある。でもジャンルの幅広さよりも、その曲に集った人たちの関係性や時間軸が際立っている不思議なポップ・ソング集だ。

 

取材を行ったのは原田もステージを踏んだことのある下北沢のライブバー〈440(four forty)〉。到着するなり「ライブ出番前みたいで緊張する」と言いながらも、筆者が犬のトレーナーを着てきたことを突っ込み、持参した猫柄のウォーターボトルをテーブルに置いた。やはりとことん一貫した人だ。

 

写真:小田切優人

場所協力:440 four forty

猫戦

 

原田美桜のナイーヴな歌声と自由な詩世界、澤井悠人がみちびくソウル・マナーを感じるグルーヴ。京都・立命館大学のバンドサークルから始まった彼らの音楽は、オルタナティブな感性を内側に湛えながら、ソウル、ジャズ、ボサノヴァといった豊かなルーツのうすい膜をまとったユニークなポップ・サウンドを描く。

 

ファーストアルバム『蜜・月・紀・行』が耳の早いリスナーやレコードショップの間で話題を呼び、アナログ盤は瞬く間に完売。サニーデイ・サービス直々のオファーによる「桜 super love」のカヴァー7インチのリリースや、TVアニメ『いきものさん』主題歌への起用など、その高い音楽性で着実に支持を広げている。また、楽曲のみならず、ジャケットやグッズデザイン、フライヤーといったアートワークの美学にも定評があり、多面的なクリエイティビティを発揮している。

 

ライブでは、ミニマルなアコースティック編成から管楽器を含む大編成まで、会場やテーマにあわせて形を変える流動的なスタイルを展開。毎年2月22日の“猫の日”には主催パーティー「Cats & Mellow」を開催しており、2024年は渋谷WWW、2025年には旧グッゲンハイム邸、ダンスホール新世紀での公演で親密なライブを行った。

 

ファーストアルバムから”きっかり”4年後の2026年2月2日には、待望の2ndフルアルバム『ジンジャー・キャット・アプリシエーション』をリリース。これに伴い、同年2月22日にはキャリア初となるホール公演でのリリースパーティーを大手町三井ホールにて開催。変わらぬスタンスで、猫と音楽を祝う。

 

X:@OdoroyoCAT

Instagram:@OdoroyoCAT

Webサイト:https://www.nekosen.club/

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関わる人たちがみな、自然体でいるために変化を続けた4年間

──

前作『蜜・月・紀・行』からちょうど4年。振り返っていかがですか?

原田

いろんな出来事はありましたけど、もう喉元過ぎてるからか、大変やったと思うことはあんまりないですね。その時々のやりたいことをしていただけ。私はナチュラルでスムーズな状態でいることが、この活動において一番重要だと思っているので、変化していくこともより心地よくなるために必要なこととして捉えています。

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──

2023年に上京を決めたのもナチュラルなこと?

原田

そうですね。当時のメンバー4人中、大学卒業後は一人が東京、一人が京都の会社に就職が決まっていたので、どうなってもバラバラになる。私は定職に就くとかではなかったので、じゃあ都にいってみるかという流れです。だから「やったろ!」って感じでもなく。

──

しかしバンドの規模は順調に大きくなっていきました。そこに対する実感はいかがですか?。

原田

『蜜・月・紀・行』を出した時はまだ京都の大学生だったので、言われてみれば全然違いますね。でもロッククライミングみたいに、一段上の石に手をかけて、よじ登っていくようないわゆる「上にいってる」実感はあんまりありません。歩いてきた道をちょっと振り返ったら、登り坂やったんやなってくらい。

──

なるほど。では『蜜・月・紀・行』って今の原田さんから振り返ると、どんな作品ですか?

原田

「音楽を作るのってこんな感じかな?」で出来たアルバムです。人生でほぼ初めて作った曲から9番目に作った曲までが入っていて、没もなし。そこにちょっと手を加えてみたらCDになった!って感じ。作為性がないという意味だけ一貫しているから、結果的に不思議なまとまりがあると思います。

──

じゃあ今は曲の作り方や歌い方をもっと試行錯誤するようになりました?

原田

この話の流れで行くとそうなりますよね……間違えたな(笑)。今も作為性という点ではあんまりない気がします。……ただその美醜の感覚というか、自分が美しいと思う表現にたどり着くための手段が増え、解像度は上がっていると思う。実際それぞれのライフステージに応じてメンバーが抜け、ベースの澤井(悠人)くんの二人になったことで、それ以外のパートはレコーディングごとに最もマッチしそうな方々をお呼びし、アンサンブルを作っていく形になりました。これができるようになったことも重要です。

この日のインタビューは〈440 four forty〉のランチ・カフェ営業である〈PUB440〉で実施。ドリンクはもちろんスパイシーチキンカレーやタコライス、ニューオーリンズ風のドーナツ・ベニエなどがいただける
〈PUB440〉のドリンクと原田が持参した猫柄のウォーターボトル
原田も2度出演した〈440 four forty〉のステージ

楽器を練習するのも大事、でもデートに行っちゃう方がその人の魅力は増す

──

でも勝手知ったるメンバー4人から、その都度サポートを集める形に変わって、難しさはなかったのですか?

原田

1stアルバムから既に可変的でしたし、完全な固定メンバーによるバンド形態を経験したことがないので、あくまで想像ですが、逆にずっと同じ人たちで作る方が大変そうって思います。みんながこの音楽を美しいと思って、集中力を持って向き合えていることが健やかな状態であるとする。でもその表現の手前には人間関係や、それぞれの趣味嗜好もあるじゃないですか。意識が常に一致しているって、奇跡的だと思う。

 

だから「同じメンバーで居続けること」ではなく、まずは「私の表現したい曲」を前提とする。そこにマッチしたミュージシャンの方、やりたいと思ってくれる方たちの、バラバラに生きてる人生の一瞬を集める。その先まではお互いが責任を持たない方が、音楽や創作に関してはクオリティや純度の高いものができると考えています。みなさんがそれぞれの仕事やプライベートを大切にしたり、自分なりの選択ができて、より滑らかに生きられることが重要。だからメンバーが辞めたり、やり方が変わることが、大変とかリセットされたとか思わないのかも。

──

一蓮托生ではなく、あくまで各々の人生があり、何かのタイミングで猫戦に交差したときのスパークに期待しているということですね。

原田

タイミングが「交差する」という表現は近いですね。美しいと感じるものが一致した瞬間に巡り合って、共に何かを表現する方が健やかだと思います。

──

前回のインタビューではアレンジ作業について「絵でいうと鉛筆の下書き状態でメンバーに伝えているだけ」と仰っていました。このやり方って「バンド的」だと思うのですが、現在はいかがですか?

原田

むしろ極まれていったというか、私の作り方が変わらないための、他の変化を認めていくという考え方です。参加いただく方々に対して、曲のイメージやメインフレーズなど「橋渡し」までは私がやります。その橋を渡った向こう岸にどのように立ってるかは、それぞれの人が考えた方がいい。そこの超訳を信じて、私の原作をお渡しする感覚。そんなスーパートランスレーションが出来る方にお願いしているので。

──

今回のアルバムにはギターに今村晃大さん、キーボードに植木晴彦さんや堀聖史さん、ドラムには粕谷哲司さん(brkfstblend)など、曲に応じてたくさんの方が参加しています。原田さんがお迎えしたくなるのはどういう方なんですか?

原田

うーん……「音楽表現を音符だけで感じてない人」ですかね。

──

おぉ。もう少しイメージを聴かせていただけますか?

原田

例えば毎日6時間練習をしているとして、それを週7日やるよりもその内一日くらいはサボって好きな子とデートに行っちゃう方が、その人の表現の魅力は増すと思います。楽譜を忠実に弾けることも素敵だけど、他者とどのように向き合っているか、そのために自分の美醜とも向き合っているか、それらがさらなる深みを与える。つまり自分の時間を生きている人ってことかも。その人が生きてきた時間の中で培われた哲学や美意識が、私の音楽と交差する奇跡を見たい。

──

今回の制作において、その奇跡を感じる瞬間はありましたか?

原田

全ての曲においてあります。私の場合、その曲がアチーブする状態を明確な形としてはイメージしていないので、制作をしているプロセスすらも奇跡的。

──

でも作品にする以上、この状態を完成とするジャッジをどこかでしなければならない。そこにはどのように向き合っていますか?

原田

そこは言語化することができないのですが、「こうではない」という感覚はいつも明確にあり、そこを避けながら朧げにみえるイメージへ向かっていきます。その中で、私とメンバーたちも「これしかないのでは」と思える音に出会う。そういう共通する溝みたいなところにハマれば、その後は悩まないです。よくお願いするプレイヤーの方々は、そういったプロセスを楽しみながら、不思議といつも溝が見つかって「ワハハ、これやね」となるので、また一緒にやりたくなってしまう。

 

高飛車な言い方かもしれないですけど、溝探しを楽しみ、そしてしなやかに完遂してくださるプレイヤーと共に作ることができている時点で、理想的な音にほとんど近付いている状態とも言える気がします。

音楽は精神性や哲学、美意識、普段の人間活動の表れ

──

では一方でずっと活動を共にしている澤井さんとの関係性や役割分担においては、変化がありましたか?

原田

メンバーの変遷によって変わった部分はあまりないですね。先程の話同様、プレイヤーとしての魅力をお借りしたいという気持ちです。表面的なことでいえば、前作にはなかったウッドベースも弾いていたり、表現の幅や技術的な部分は、大学時代より表現したいものに近づいたような感覚はあります。

──

表現の幅でいえば、本作収録の“キューティー・ハニー・メロマンティック“や“双子座(gemini)”のギターやリズムアレンジには、ボサノヴァの要素も感じ取れて新鮮でした。どこから出てきたアプローチなのでしょう?

原田

ボサノヴァは詞の世界を優しくパッケージしてくれる気がして好きなんです。ミュージシャン然とした発言からはだいぶと遠のく気がしますが、ヴィレッジヴァンガードで売っているような、大雑把なジャケットの「カフェ・ミュージック」?とか題されたコンピを聴きたくなる場面があります。音楽にはプレーンでアトモスフィアでいてほしい時があって。

 

カフェでの会話や、自分の部屋で絵を描いたり、注力するべき他のことに干渉しないって素晴らしい役割だと思う。だから今回のアルバムに入っている曲全部、サウンドとして衝撃を与えるような新鮮さはないかもしれない。でもそういう役割を私は残したいんです。

──

猫戦の音楽はその場を支配するものではなく、調和を取る存在でありたいと。

原田

そうですね。私がハッさせるような仕掛けの曲が作れないというのもありますが、音楽って作る人の精神性とか哲学、美意識、普段の人間活動の表れだと思っているので。

 

今の話はサウンド面についてですが、調和といっても歌詞に関しては、ひとたび蓋を開けてもらった暁には、奥行きがあって真正なものでありたいです。だからこそサウンドの「繭」が大事というか。

──

では聴き方を変えて、猫戦の楽曲の主人公と、原田さんとの同一性ってどれぐらい?

原田

ほとんどイコールでしょうね。もうこんな本当のことしか言ってなくて大丈夫かってよく思う。このアルバムにも“言い過ぎ”って曲があるくらいです。

 

──

先行シングルとして“ざくろ”をリリースした時のInstagramの投稿で、「昨秋の私の考え事全部見せ。こういうほうが かえって恥ずかしくないお年頃になってきました」とも仰っていました。

原田

前からそうでしたが、より開き直ってきましたね。不易流行の時代の中で、自分が恥ずかしい部分を隠して表現したことって、後から振り返ると絶対に後悔する。中学校の時の一番イケてる角度で撮ったプリクラとか、高校の時に流行ってたフィルターで加工された写真より、運動会で必死の形相で走っているところを写真館のひとに撮られた写真の方が、後になって恥ずかしさだけがどうでもよくなって、味が出る気がする。やっぱりクラシックで等身大で、その時のリアルを出した方が恥ずかしくないんですよ。

新アルバムは幸せの象徴、過去への賛辞

──

このアルバムは2023年5月にリリースした“3月号”以降のオリジナル楽曲全てと新録曲で構成されています。まとめるにあたって何を意識しましたか?

原田

それぞれが何かを目指して作った楽曲であれば、今回のアルバムリリース時点での感性に合わず、漏れる曲もあったかもしれません。でも私の場合はずっとそのまんまを出しているし、自分の美醜の感覚を操作して表現した部分もない。だから前作以降に出した曲を「軌跡」としてまとめたような感覚です。

 

ただ“3月号”だけは、7インチ盤やデジタル配信した時とも違ってアルバムのムードに合うように、新しくミックスしていただきました。かなり好きです。

──

そのタイトルを『ジンジャー・キャット・アプリシエーション』としたのはどんな意図ですか?

原田

このアルバムに入っている曲は全て、その都度やってきたことに対して一切後悔なく肯定できる、良いものが出来たと思います。家で飼っている猫が、茶トラ(英語でジンジャーキャット)なんですけど、この猫との出会いと暮らしに感謝していること。それは今の私にとっての豊かさ、幸せの象徴であり、つまり過去への賛辞なんです。

──

個人的に10曲目の“物語”に一番感動しました。今仰った「私たちの軌跡」を原田さんの視点で辿ったハイライトとして響いてくる。

原田

うれしいです。最初の方でナチュラルでスムーズな状態であることを重視しているという話をしました。そのために形は変わっていきましたが、その中でも澤井くんとは活動を共にしています。でも私たちの美醜の感覚が重ならない瞬間だってもちろんある。でもメンバーなので、言ってしまえば「ベースは澤井くんであること」は猫戦のアンサンブルにおける唯一の制約。そこは私にとってキラッと光っている、歪だけど重要なところなんですよね。そこでこの“物語”は初めて澤井くんが弾くことを想定しながら書きました。私が自然体でいるという前提は守った上で、澤井くんの感覚とも交差する部分を曲作りの段階から狙った。

 

──

なぜそう書こうとされたのでしょうか?

原田

この曲はアルバムに向けて作ったという時系列的なきっかけもありますが……さっき言った全て肯定したい気持ちがあったからかもしれません。澤井くんとは高校の頃からの同級生で、異なる刺激を受けながら、尊ぶものへの差異も認めながら、今まで一緒にやってきました。そのことの稀有さを、軌跡として認め、祝おうという気持ちを収めておきたかった。

──

私はこの曲を聴いて、原田さんは猫戦という“物語”を今に記録するため、未来に残すため、そして自分たちだけではなく、あらゆる心ある音楽および表現活動に対する肯定に感じました。「だからミュージックは あまねく終わりも始まりも いつどこで誰が決めたって 変わらずそこにある」という一節にとても表れている。

原田

その評価は私がこの曲で表現したかったことに対して、全く過不足ないです。

ジンジャー・キャット・アプリシエーション

 

アーティスト:猫戦
仕様:CD+DVD / デジタル
発売:2026年2月2日
価格:¥3,850(税込)

配信リンク:https://friendship.lnk.to/GingerCatAppreciation_nekosen

 

収録曲

【CD】
01. Intro (feat.ginger cat)
02. キューティー・ハニー・メロマンティック
03. ざくろ
04. CAT IS LOVE
05. もちもち
06. 双子座 (gemini)
07. 言い過ぎ
08. nightmare**
09. 3月号
10. 物語
11. ハート

 

【DVD】
“ Cats & Mellow “ #3 Tour
2025.02.02 SUN 神戸・グッゲンハイム邸
2025.02.22 SAT 東京・ダンスホール新世紀

 

[TOKYO]
01.TOKYO-Digest Movie
02. Opnening ~ もちもち
03. ヴァーチャル・ヴァカンス
04. 3月号
05. キャビア
06. CAT IS LOVE

 

[KOBE]
07. KOBE-Digest Movie
08. 双子座 (gemini)
09. Private Beach
10. nightmare**
11. CAT IS LOVE

WRITER

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