INTERVIEW

休日に音楽を続ける人たちのドキュメント-松ノ葉楽団3rdアルバム『Holiday』リリースインタビュー

MUSIC 2019.09.23 Written By 峯 大貴

「松の葉につつむほどのわずかなもの」という意を示す、贈り物の添え書き。そんな言葉を冠した松ノ葉楽団は京都を中心に活動する4人組である。彼らの音楽はバンド名の如く、心配りに溢れながらも、ちょいと人の心の茶の間にお邪魔し、謹製のグッドタイム・ミュージックをお届けするようだ。2008年の前身バンド結成から、メンバーの入れ替わりや音楽性の大きな転換も経たつづら折りの道のりは、昨年10周年を迎えた。その結果たどり着いたのはアコースティック楽器を主体として、スウィング・ジャズやジャンプ・ブルースをゴキゲンに鳴らしていくスタイル。しかしあくまでど真ん中に据えられているのは松葉ケガニ(Vo/Gt)の歌なのだ。強いメッセージを込めるでも、ドラマチックなストーリーテリングを担うわけでもなく、まるで純文学のように訥々と言葉を並べていく。細やかであっけなくって、でもそこに滲む生活の匂いと感情の機微こそが松ノ葉楽団の音楽の本質なのだろう。

 

約2年に渡る松葉のフランス・パリでの移住期間を挟み、3年ぶりのアルバムとなった3作目『Holiday』は、全8曲を通してある休日の1日を描いている。それは同時にそれぞれ仕事や家庭もある生活の中で、どうしようもなく音楽に興じてしまう、彼ら自身のドキュメントでもあるのだ。

 

初のメディア・インタビューとなる今回は、ライヴハウスを飛び出して、いたるところで演奏を展開する特異なスタイルと音楽性に至った経緯、そして最新作『Holiday』に宿る曲作りの美学について松葉ケガニと松岡亮(Gt/ウクレレ)に話を聞いた。何を隠そう松葉は昨年までアンテナ・メンバーとして連載『ブンガクの小窓』を中心に数々の記事を作ってきた同胞だ。今は違う道を歩む彼の今の姿を捉えることは、アンテナの現在地を確認する作業のようにも感じた。音楽や文学は常に交錯し、越境することでなお輝きを放っていく。

残された3人がたどり着いた、スウィングとブルース

──

バイオグラフィー上では松葉さんを中心に2008年に前身バンドPLANETZを結成。当初は全く違った音楽性だったとのことですが、メンバーの入れ替わりや紆余曲折は公式サイトに10周年コメントとして詳細に書かれておりました。なのでこのインタビューではまず、今のアコースティック編成でルーツ・ミュージックに根差した歌ものをやるという音楽性に至る経緯から伺えればと思います。

松葉ケガニ(以下:松葉)

PLANETZの頃はジャンルに限定せず、ポップなものからオルタナティブ・ロックや、ソウルまで色々やっていて。そこから歌詞の文字数を減らして、使うコードの数を減らして、一番簡単な方法で、一番いいと思うものを実現したいと思うようになったんです。色んな要素を取り除いて好きな音だけを残していったら、ジャイブ、スウィング、ジャンプが残っていきました。

──

元々松葉さんはロック・バンド的なサウンドよりもそちらの方が音楽のルーツにあったということでしょうか?

松葉

ブルースは中学の時から好きでしたね。中学の時に来た教育実習の先生がエリック・クラプトンの“Tears In Heaven”を弾き語りしてくれて。その時にかっこええなと思ったんです。今思ったらだいぶ変わった先生ですね。でも両親も音楽が好きでレコードが流れている家でしたし、それでクラプトンの原曲を聴いたり、家にあったブルースのスタンダード・ナンバーが入っている30枚組のCDボックスを片っ端から聴いていったりしていました。

──

なかなか当時ブルースで話が合う人やバンドはいなかったでしょうね。

松葉

そうですね。でもジャズは大学でサークルにも入っていて、スウィング・ジャズをビック・バンドでやっていました。カウント・ベイシー楽団やデューク・エリントンは好きでしたし、スモール・コンボでニューオーリーンズ・ジャズをやるインスト・バンドは周りにいましたね。だからバンドでスウィングを取り入れることに関しては、そこまで変なことをやっているという意識はなかったです。

松岡亮(Gt/ウクレレ)、松葉ケガニ(Vo/Gt)
──

ではロック・バンドのスタイルをとっていたところから、自分のルーツに近い方向へとそぎ落としていく、きっかけはなんだったのでしょうか?

松葉

当時先輩にザ・ベクトルズがいて、Superfriendsや、ザ・ルージーズのような3~4ピースのエレキギターが主体のかっこいいバンドが周りにいたから、こうでなきゃという固定概念がありました。でも自分がやっている内に土龍さん(Live House nano)に「松葉はアコギの方がいいんじゃない?」とアドバイスをもらって。Superfriendsの塩原さんには「おじいちゃんみたいな声だからアコギの方が合うよ」と言われたり(笑)。

──

松葉さんのルーツや素養が見抜かれていたんですね。

松葉

あと外的な要因も大きいです。当時のドラムが上京して脱退してしまって。ドラムレスのバンドは出来るジャンルも限られてくるじゃないですか。なので徐々にスウィングや、ブルースに集中し始めたというのもあります。

松岡亮(以下:松岡)

それが松ノ葉楽団に改名して直後の6年前くらいですね。ドラムが抜けて、ベースも仕事が忙しくてなかなか参加が出来なくなっていった。それで残った松葉君と、自分とかんじょうさん(かんじょうえみ、Pa / ピアニカ)と3人でやることが多くなって、今のような音楽になっていった部分もあるかもしれないです。

──

松岡さんはちょうど音楽性が変わりつつある時期に加入されたようですね。

松岡

自分は今も並行してやっているthe pumpkinsというバンドで、3ピース時代だったPLANETZと対バンした時に知り合いました。当時から松葉君の歌詞はフォークぽくって深みがあるなと思っていたんです。そこから2年ほど間が空いて、久々に見たら今の松ノ葉楽団がやっているようなスタイルになっていて、その頃からサポートで関わるようになりました。

松葉

「アルコールの匂いのする生活の歌」とか言い始めていったのもその頃からで。そうするとライヴハウスが主戦場じゃなくなっていったんです。居酒屋、ラーメン屋、串カツ屋、インド料理屋、銭湯、お寺、路上……。

松岡

今の音楽性になって、活動の場がぐっと広がりましたね。プラクドしなくていいし、マイクがなくても楽器と体だけ持って行ってどこでもやりますよと。

歌詞をそぎ落としていく曲作りのこだわり

──

確かに音楽性という意味でもそうですし、一人欠けると演奏が成り立たないロック・バンド編成から脱したことで、極端な話、欠員が出ても対応できる懐の深さと柔軟性が松ノ葉楽団の音楽には感じられます。でも基本的には松葉さんの歌がど真ん中にあるじゃないですか。そういうスウィングやブルースをどのように消化していったのでしょうか?

松葉

僕は元々12小節のブルースしか認めないようなハードコアなブルース・ファンだったので、メロディやコード進行においては、ジャンルのフォーマットに乗っかって作るのは難しい。だけどスウィング・ジャズはドミナント・モーションなどの基本的な動きがあれば、転調やコード進行も自分にとってはすごく自由な音楽で。だから曲が絶対的なものとしてあって、合う要素をかいつまんで取り入れていくという感じですね。

松岡

だからジャズもブルースもフォークも特化している人たちにとっては、ルーツ的ではないと思われるかもしれません。でも極端に言えば松葉君の歌詞と曲さえあれば、松ノ葉楽団の音楽になるんですよ。あとは自由でこんな感じかなと肉付けしていく作り方ですね。

──

まずは歌詞と曲ありきということですが、松葉さんの曲作りのこだわりはどういうところにありますか?

松葉

数えきれないほどありますが……。一番は初めてライヴを見た人に歌が聴き取れてしっかり伝わること。だから音節の区切り方とか単語の選び方はかなり考えていますね。なので英語も使わないようにしています。でもスウィングやシャッフルのリズムに日本語って乗りにくいんですよね。不自然に聴こえがち。そこは吾妻光良さんの詞はやっぱり天才で理想的やなと思います。あと関西のブルースとかソウルをやっている人たちのグルーヴの乗せ方も見事。関西弁の言語の力でねじ伏せているところもあるんですかね。

松岡

確かに。上田正樹とサウス・トゥ・サウス、憂歌団とか、ウルフルズなんかもそんな感じする。

松葉

あと文字数を極力少なくしたいんです。AメロとBメロだけで出来ていて、サビすらないような小さい曲が好き。俳句を作るみたいに6文字を何とかして5文字に収めようとする歌詞作りも好きでこだわっていますね。

──

なぜそこまで歌詞や曲の構成をそぎ落とすことに美学を持たれているのでしょうか?

松葉

うーん……。そこまで多くのことを1曲で伝えられると思っていないんですかね。本当のことを言うと、最初のAメロ8小節くらいで言いたいことは言っちゃっている。そんな曲の方が印象に残るというか。そんなに大げさなことは言いたくないんですよ。

──

ではどういうことを歌いたいと思っているんですか?

松葉

短編集を読むのが好きで。芥川龍之介、川端康成、志賀直哉とか。読み込んでいると、ちょっとした心の動きが陳腐じゃなく表現されているところがあって、そういうところを曲にしたいです。物語やメッセージよりも、日常にある心の動きを言語化したい。あとは高田渡さんが好きな詩人が好きです。生活詩人と言われる人たち。

──

“ごあいさつ” や “アイスクリーム” なんて短い曲の極地ですもんね。高田渡が取り上げた詩人で言うと山之口獏や、金子光晴でしょうか?

松葉

そうです、そうです。でも金子光晴の詩は長いのも多いですよね。石原吉郎、添田唖蝉坊、山之口獏とか。山之口獏で確か自分の下駄を娘が履いていっちゃったと、ただそれだけの詩があるんです(ミミコの独立)。自分に娘はいないですけど、あの短い表現で、同じ気持ちになれるのがいいなと思います。

──

今回の作品『Holiday』は今までの作品にも増して、1曲の時間が短いですよね。ほぼ3分以内で、ラスト2曲のM7“Girl In A Poster”、M8“Midnight Special”も3分台。

松岡

詞のサイズ感がそれで完結しちゃうから自然と曲も短くなった。

松葉

やはりテーマと曲の長さって比例するべきで。そこを無理やりふくらますと不自然さがバレてしまうんですよね。なんでもっとみんな短い曲を作らないんですかね?

──

物語を描きたいんじゃないでしょうかね。あとはメロディや楽曲の構成を先に作って、詞を乗せるという工程だと、それに応じて長くなる。

松葉

あーなるほどなぁ。

松岡

ロックとかポップスだと曲の中に山と谷を描く必要があるから、歌詞以外のところでボリュームが出てきてしまうんでしょうね。でも短い方がいいよね。ライヴでも曲数いっぱい出来るし(笑)。

──

自分は聴いていて、そんなあっけなさこそが松ノ葉楽団の魅力だと感じました。今作の中ではM4 “あかりがつけば” が一番好きなんですけど、松葉さんの朴訥な声で「長い映画のような 恋はおわりさ」と歌われて、サッと過ぎ去っていく。このキレがよくって取り残されたような心地がたまらなく切ない。

松葉

この曲のメロディは松岡さんが作っているんです。純文学とか、ブルースの歌詞もそうなんですけど、しんどいことを表現していても湿っぽくならず、カラっとさせたくって。大げさじゃない表現は目指していますね。

NEXT PAGE

WRITER

RECENT POST

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年…
REVIEW
今度のコンセプトは教祖!?音楽だけに収まりきらないロックンロール・クリエイティビティーゆうやけしはす…
REVIEW
これはただの弾き語りフォーク・アルバム第一集ではないー井上園子『ほころび』
REVIEW
出会い別れ、痛み哀しみ喜びを意地でもポップスに昇華する、美しくも生々しい4作目-路地『わかりあえない…
REVIEW
東京であぐねる一人の社会人による暮向の記録-砂の壁『都市漂流のために』
INTERVIEW
あがた森魚による音楽集会『タルホピクニック』とは何だったのか?
INTERVIEW
こぼれ落ちてゆくものに眼差しを向けるーリクオがこの世界で想像力を維持していくための『リアル』
REPORT
『春一番 2024』後編 ー 福岡風太が命を燃やしている
REPORT
『春一番 2024』中編 ー 継承しながらそれぞれの道を行く、二代目たちの群像
REPORT
『春一番 2024』前編 ー 福岡風太が生きてるうちは、この野外コンサートをやり通す
INTERVIEW
新たな名曲がベランダを繋ぎとめた。 新作『Spirit』に至る6年間の紆余曲折を辿る
COLUMN
【2024年4月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
REPORT
台湾インディーバンド3組に聞く、オリジナリティの育み方『浮現祭 Emerge Fest 2024』レ…
REPORT
観音廟の真向かいで最先端のジャズを。音楽と台中の生活が肩を寄せ合う『浮現祭 Emerge Fest …
INTERVIEW
孤独な青年の思春期が終わった、 LAIKA DAY DREAMなりのグランジ作品『Shun Ka S…
REVIEW
この先鋭的なバンドサウンドは、2020年代の京都音楽シーンを代表する-YUNOWA『Phantom』
INTERVIEW
Ribet townsは12人組プロジェクトチーム!? 現代社会を楽しく生き抜く処世術を歌う、新作に…
REVIEW
松井文『窓から』-歌い手としての自分を見つめ直した、3枚目の1stアルバム
REVIEW
畠山拓郎“September”-KANの遺伝子も感じるニューポップスターによるソウルバラード
REPORT
発令!アジアに向けた日本からの開国宣言-BiKN shibuya 2023 クロスレポートNo.1
INTERVIEW
「日本とアジアを混ぜっ返すんだ!」アジアン・ショーケース『BiKN shibuya』に至る衝動
REVIEW
劇伴音楽を経て、本格的にバンドとなったロマンたっぷりのロックサウンド-KiQ『空想』
INTERVIEW
「おせっかい」な京都のスタジオ、マザーシップ。エンジニア野村智仁が語る、人付きあいと音作り
REVIEW
Tocago『Wonder』- 沖ちづるの音楽にかける熱意に再び火が灯るまで
INTERVIEW
歌うたいは人たらし。小野雄大が仲間と共に自分の歌を見つけるまでの道程
COLUMN
〈Penguinmarket Records〉作品ガイド
INTERVIEW
「Music has no borders」を掲げ、京都から世界へ-Penguinmarket Re…
REVIEW
多様な可能性のごった煮状態という意味での“GUMBO”- 砂の壁『GUMBO』
INTERVIEW
ソー・バッド・レビューから続く道。 シンガーソングライター&ピアニスト / 翻訳家 チャールズ清水…
REPORT
『春一番 2023』後編 ー 平和を夢見る福岡風太が仕掛けた、音楽による革命の実験場
REPORT
『春一番 2023』前編 ー 「祝」でも「終」でもない、大阪名物野外コンサートのゆくえ
INTERVIEW
「大阪を代表するバンドになりたい」ショーウエムラ(アフターアワーズ)が語る、地元に育てられたバンドマ…
REVIEW
生活の設計『季節のつかまえ方』 ー 「自分の音楽ってこれかも!」と辿り着いた喫茶ロック作品
REVIEW
屋敷『仮眠』 – のんびりとした虚無感、幻想的だが後味の悪さもある、積層的なフォーク作品
REVIEW
FALL ASLEEP#3 全曲レビュー
REVIEW
幽体コミュニケーションズ『巡礼する季語』 – 言葉とサウンドをコラージュ的に組み合わせ、季節を描く京…
INTERVIEW
スーパーノアが語る、『ぬくもりはたしかに』に込めたリズムと歌の最適解
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2022-世田谷ほっつき歩き編
REVIEW
Eri Nagami『ど​ち​ら​か​と​い​う​と​そ​う​思​う(Moderately Agre…
REVIEW
岡林風穂『刺激的な昼下がり』 – 岐阜拠点のシンガーによる、こそばゆい刺激に惹きつけられる作品
REPORT
ボロフェスタ2022 Day4(11/6)- クリープハイプ、リベンジ。過去2年を取り戻す気概の最終…
INTERVIEW
マーライオン、変わる!-もっとみんなに喜ばれる音楽をつくるための模索と研鑽
INTERVIEW
生活は変われど、再び日々を鳴らし始めた路地の『KOURO』
REVIEW
ヨットヘヴン『健康快樂』 – 今を楽しく生きようとする生活者の歌
REVIEW
ガリザベン『ほっぺのかんじ』 – シャイとユーモア、関西に息づくブルースが香り立つうた
COLUMN
たけとんぼ 平松稜大・きむらさとしに影響を与えたアルバム5選
INTERVIEW
伝道と更新を目指すアコースティック・サウンド – たけとんぼインタビュー
REVIEW
kiss the gambler “ベルリンの森” – 自分の心の居場所はどこにある?
REVIEW
KiQ『FuU』ー多彩な仲間と共に漂着した、退屈な日々を彩るフォーク・ロック
INTERVIEW
音楽のアーキビスト、金野篤が体現する「売りたいモノは自分で作る」という生き方
REVIEW
kiss the gambler “台風のあとで” – 折り合いのつかない喪失感を歌う素直さに胸が打…
INTERVIEW
大石晴子が探る、これからの生きていく道とは ー『脈光』インタビュー&全曲解説
REVIEW
伏見◎Project “Dawn-town” – 京都伏見を冠するニュー・コンボによるムーディーな楽…
REVIEW
みらん『Ducky』 – 22歳の今しか表現できないことを歌っている、理想的なデビュー作
REVIEW
徳永憲『今バリアしてたもん』何重にもねじれたユーモアが満載、歌とアコギが主体の12作目
REVIEW
国でも建てるつもりなのか – グッナイ小形
REVIEW
NEKOSOGI – NEKOSOGI
REVIEW
たまき – 門脇沢庵
REVIEW
夢の日々 – ミチノヒ
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.2
COLUMN
お歳暮企画 | ANTENNAとつくる2021年の5曲 Part.1
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2021-武蔵野散歩編
REVIEW
FALL ASLEEP#2 全曲レビュー
INTERVIEW
ぶっちゃけ上京ってどう?-ベランダ×ギリシャラブ×Crispy Camera Club 京都発・東京…
INTERVIEW
いちやなぎとひらまつ-平成6年生まれ、ウマが合う歌い手の2人
COLUMN
「シーン」から「モード」に移ろいゆく – 京都音楽私的大全
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day3 – 2021.10.31
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2021 Day2 – 2021.10.30
COLUMN
“ニュー・ニート”ゆうやけしはすが目論む、ローカルから興すロック・ルネッサンス
INTERVIEW
グローバルな視野を持って、ローカルから発信するーリクオが『リクオ&ピアノ2』で打ち出す連帯の姿勢
REVIEW
ズカイ – たくさん願い溢れて
INTERVIEW
みらんと話した日ー兵庫在住シンガー・ソングライターによる互いの気持ちを尊重する歌を探る
INTERVIEW
つくるひとが二人、はみ出す創作を語る-井戸健人×畠山健嗣 対談
REVIEW
秘密のミーニーズ – down in the valley
REVIEW
ラッキーオールドサン – うすらい
COLUMN
ご当地ソングからはみ出る方言詞|テーマで読み解く現代の歌詞
REVIEW
ベルマインツ – MOUNTAIN
INTERVIEW
もどかしくもシンプルを求めトガっていく。シャンモニカが語る『トゲトゲぽっぷ』
INTERVIEW
シンガーソングライターという自覚の芽生え – ぎがもえかインタビュー
REVIEW
たけとんぼ – 春はまだか / 旅の前
REVIEW
いちやなぎ – album
REVIEW
ショーウエムラ – 大阪の犬
INTERVIEW
2020年をポジティブに転化するために - 中川敬(ソウル・フラワー・ユニオン)が語る新作『ハビタブ…
REVIEW
かさねぎリストバンド – 踊れる
COLUMN
従来のイメージを跳ね返す、日本のフォークの変革 - 『#JAPANESE NEWEST FOLK』前…
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2020
COLUMN
編集部員が選ぶ2020年ベスト記事
COLUMN
〈NEWFOLK〉作品ガイド
INTERVIEW
音楽のすそ野を広げる、影の歌の送り手 - 〈NEWFOLK〉主宰 須藤朋寿インタビュー
INTERVIEW
自分の言葉を持つ人の歌が、心に入ってくる - 浮(BUOY) インタビュー
REVIEW
クララズ – 台風18号
INTERVIEW
“2023”で次の扉を開いた3人のハイライト – ベルマインツ インタビュー
REVIEW
岡林信康 – 岡林信康アルバム第二集 見るまえに跳べ
REVIEW
田中ヤコブ – おさきにどうぞ
REVIEW
上田正樹と有山淳司 – ぼちぼちいこか
REVIEW
ザ・ディランⅡ – きのうの思い出に別れをつげるんだもの
REVIEW
Bagus! – 恋はうたかた
REVIEW
ベルマインツ – ハイライトシーン
REVIEW
ヤユヨ – ヤユヨ
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(後編)– 天川村から新たな船出『IN,I’M PRAY SUN』
REVIEW
小野雄大 – 素粒子たち
INTERVIEW
覚悟が決まった第二章 – Easycome『レイドバック』インタビュー
INTERVIEW
生きている日が歌になる – ダイバーキリン『その美しさに涙が出る』インタビュー
REVIEW
のろしレコード – のろし
REVIEW
松井文 – ひっこし
REVIEW
gnkosaiBAND – 吸いきれない
REVIEW
イハラカンタロウ – C
REVIEW
折坂悠太 – トーチ
REVIEW
西洋彦 – fragments
REVIEW
クララズ – アメリカン
REVIEW
阿佐ヶ谷ロマンティクス – 独り言
REVIEW
平賀さち枝とホームカミングス – かがやき / New Song
REVIEW
TATEANAS-縄文人に相談だ/君と土偶と海岸で
REVIEW
ズカイ – 毎日が長すぎて
INTERVIEW
30代になった酩酊シンガーてらがRibet townsと鳴らす家族の歌
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2019-『ナイトサークル』リリースインタビュー
INTERVIEW
年鑑 石指拓朗 2018
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 3日目
INTERVIEW
キタが語る、オルタナティヴ・バンドthanの正史ー2ndアルバム『LINES』リリース・インタビュー
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 2日目
REPORT
峯大貴が見たボロフェスタ2019 1日目
INTERVIEW
はちゃめちゃなエンタテインメントがやりたいーチャンポンタウン“Giant step”リリース・インタ…
INTERVIEW
3人で歌の本質を確かめる場所―のろしレコード(松井文、夜久一、折坂悠太)『OOPTH』リリース・イン…
INTERVIEW
清水煩悩との雑談(前編)-新MV“まほう”・“リリィ”を公開&クラウドファンディング始動
REVIEW
アフターアワーズ – ヘラヘラep / ガタガタep
REVIEW
河内宙夢&イマジナリーフレンズ – 河内宙夢&イマジナリーフレンズ
INTERVIEW
日常に散らばった、ささやかな幸せを愛でるー大石晴子 1st EP『賛美』インタビュー
REVIEW
THE HillAndon – 意図はない
REPORT
リクオ『Gradation World』スペシャル・ライヴat 代々木・Zher the ZOO レ…
REVIEW
Ribet towns – メリーゴーランド / CRUSH / みまちがい
REPORT
峯大貴が見た祝春一番2019
INTERVIEW
今また初期衝動に戻ってきた – リクオ『Gradation World』リリースインタビュー–
REVIEW
HoSoVoSo – 春を待つ2人
REPORT
峯大貴が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
ここから踏み出す、ギリシャラブの“イントロダクション” – 2nd Album『悪夢へようこそ!』リ…
INTERVIEW
その時見たもの、感じたことを記録していく – ダイバーキリン『忘れてしまうようなこと』リリースインタ…
REVIEW
チャンポンタウン – ごきげんよう
REVIEW
宵待 – NAGAME
INTERVIEW
cafe,bar & music アトリ
REVIEW
てら – 歌葬
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day3】ULTRA CUB / Gateballers /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day2】Homecomings / Moccobond /…
REPORT
【峯大貴の見たボロフェスタ2018 / Day1】ベランダ / Crispy Camera Club…
INTERVIEW
KONCOS:古川太一 × ボロフェスタ主催 / Livehouse nano店長:土龍対談 - 音…
REVIEW
ローホー – ASIA MEDIA
REVIEW
影野若葉 – 涙の謝肉祭
REVIEW
Pale Fruit – 世田谷エトセトラ
REVIEW
原田知世 – music & me
REVIEW
Traveller – Chris Stapleton

LATEST POSTS

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年のブルース

吾妻光良& The Swinging BoppersをはじめブレイクダウンやBO GUMBOS、ペン…

COLUMN
【2024年11月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

REPORT
これまでの軌跡をつなぎ、次なる序曲へ – 『京都音楽博覧会2024』Day2ライブレポート

晴天の霹靂とはこのことだろう。オープニングのアナウンスで『京都音博』の司会を務めるFM COCOLO…

REPORT
壁も境目もない音楽の旅へ‐『京都音楽博覧会2024』Day1ライブレポート

10月12日(土)13日(日)、晴れわたる青空が広がる〈梅小路公園〉にて、昨年に引き続き2日間にわた…

REPORT
自由のために、自由に踊れ!日常を生きるために生まれた祭り – 京都学生狂奏祭2024

寮生の想いから生まれたイベント『京都学生狂奏祭』 …