
【2026年3月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
「各地域のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」このコラムでは、西日本エリアの京都・大阪の今聴いておきたい注目のアーティストを紹介していただきます。紹介者はこちらの方々です!
livehouse nano:土龍
LIVE HOUSE Pangea:住田悠真
livehouse nano 店長:土龍の注目アーティスト
Gaze Back
京都を中心に活動する4人組のロックバンド。オルタナティブと呼ばれるものだな。
昨年から出演してもらうようになったが、実は本来最初だったはずの回がメンバーの体調不良で出演キャンセルに。顔を出してくれたリカ(Gt / Vo)が、出演できなかった悔しさのあまり号泣していたという鮮烈な記憶からスタートする。今思えば、「ああ、そうなりかねないな」と納得できるソウルスクリームを聴かせてくれるバンドだ。
そう、最初の印象はインダストリアルなイメージ。冷たく硬質な音のイメージが先に立ち、その上で血が通っているのかどうかも怪しい、幽玄とも呼べる声が聴こえる、というもの。が、活動を続けていく中で、最初に涙を流していた彼女の顔がライブ中に重なるようになってくる。そう、リカは「自分の歌を唄いたい」のだ。上野(Gt)の、あまりに真摯にギターに向き合う姿にバンドの印象を引っ張られていたのかもしれない。彼のギタープレイだけじゃなく、テンセイ(Dr)もフリージャズの佇まいのような癖(パーフェクトに良い意味)のあるドラムを叩くから、オルタナティブという言葉が前に出てきがちだが、これじつは、リカが「リカの歌」を唄うからこそ、それぞれのプレイを最大限に披露できているのだ。
と、ここまで書いて思う。Gaze Backはベースこそサポートだが、3人それぞれのプレイが完全に並び立つグレイトなバンドなのでは。最近ライブを見せてもらうたびに、「ええやん」や「好き」とかではなく、「うそ」「やばない」みたいな感想が浮かぶ。
テンセイの進路は知らないんだが、上野は就職らしい。何とか続けてほしいと願っていたところ、なんとリカは内定を蹴り、音楽に没頭してみるらしい。ちょっと、まじで京都の期待株だぞ、Gaze Back。じっくり付き合っていきたいな。
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Gaze Back 出演イベント:結局結論感情論
| 日時 | 2026年4月28日(火) |
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| 出演 | 鉄塔 / Jose / Gaze Back / 猫は液体 |
| 料金 | 前売り ¥2,000 / 当日 ¥2,500(+1ドリンク¥500 別途) |
土龍
1976年京都府生まれ。
二条城の東側にある全国でも稀に見る小ささのライブハウス、livehouse nanoの店長兼音響兼照明兼制作兼雑用。毎年秋には仲間と共にロックフェスティバル「ボロフェスタ」を主催。派手好きの単純思考のパリピの一種。
LIVE HOUSE Pangea ブッキングスタッフ:住田悠真の注目アーティスト
設計図
今回紹介するのは2025年結成のロックバンド、設計図です。
1stシングル“貫通”は体温の低い艶のある歌声にエッジの効いたサウンド、2ndシングル“Wet”はストリングスも交えたより厚みのある浮遊感あるサウンドと、インディロックを基軸にジャンルに囚われない楽曲が目立つ彼ら。
ライブでは未音源化の楽曲も多数演奏しており、それぞれ設計図らしさみたいなものは確実に存在しつつも、より広くさまざまな一面を見せてくれます!
メンバーの立ち姿もかなり華やかでイイヌマアヤトさん(Vo)は思わず惹き込まれてしまう、危うい空気感も兼ね揃えたオーラあるんじゃないかなと思います。
4月にはEPをリリース、そして4月30日(木)にはPangeaでリリースイベントも予定しております!これから関西インディシーンの台風の目となるんじゃないかなと勝手に期待を寄せている彼ら、今のうちにチェックしといてください!
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設計図 出演イベント:設計図 Presents. “ジオラマ”
| 日時 | 2026年4月30日(木) |
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| 料金 | 前売り ¥2,500 / 当日 ¥3,000 (+1ドリンク別途) |
| 出演 | 設計図 / duke / sakimori / Amsterdamned / Above Oak Fields |
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住田悠真
2019年11月から個人でイベントを主催。現在はPangeaでブッキングスタッフとして修行中。愚直に頑張ります!
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WRITER

- 副編集長
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1991年生まれ。大阪北摂出身、東京高円寺→世田谷線に引っ越しました。
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ANTENNAに在籍しつつミュージックマガジン、Mikikiなどにも寄稿。
過去執筆履歴はnoteにまとめております。
min.kochi@gmail.com