アコースティック・ロック楽団「山瞬」がアルバム『Cinema』をリリース
「ジャンルの垣根を超えた日本歌謡」をテーマに掲げるアコースティック・ロック楽団 山瞬が6月3日、初の全国流通となるアルバム『Cinema』を発売する。
2015年5月に結成された山﨑倫大(Vo / Gt)と、バンド「いーはとーゔ」のメンバーでもある簗島瞬(Piano)によるグループ。本作は作詞作曲者である山﨑が人生の中で思い入れのある「名画座」、「深夜ラジオ」、「学生運動」などを音楽として昇華させた短編集的一枚。かつて浅川マキや泉谷しげるがライブを行っていた〈旧池袋文芸坐〉をモチーフとしたジャケットにも表れている通り、60年代後半~70年代への憧れが感じられる。The Bandの“The Weight”を思わせる“1969ノーリターン”なんてタイトルからしてまさしくだが、全編に渡ってフォークにジャズ、ブルースやジャイブまで、彼らの嗜好が詰め込まれたサウンドだ。
レコーディングにはMURAバんく。/ 棚木竜介と図書館 / exたけとんぼのきむらさとし(Dr / Per)や、れいじーぴっかーずの和泉眞生(Banjo)、夢見る港のなみきまみ(Trombone)など、総勢10名のミュージシャンがゲスト参加。また笹倉慎介がミックス・マスタリングを手掛けており、録音は彼のスタジオである〈土の上を歩く〉で行われた。
現在“Cinema”が発売に先駆けて配信中。あわせてMVも公開されている。アルバム発売日である6月3日(土)には高円寺〈Live Music JIROKICHI〉でリリース記念ライブの開催が決定している。共演に1940~50年代のスイングやジャンプを取り入れたスタイルで浅草を中心に演奏活動を行っているカンザスシティバンドを迎える。
配信リンクはこちら
Cinema
アーティスト:山瞬
仕様:CD / デジタル
発売:2023年6月3日(土)
価格:¥2,500(税込)
収録曲
1. 白い背広
2. 今日も呑もう
3. そのうち分かる
4. 13番目の墓標
5. Radio Boogie
6. 1969 ノーリターン
7. Cinema
disk union:https://diskunion.net/portal/ct/detail/1008667918
山瞬リリース記念 meets カンザスシティバンド
日時 | 2023年6月3日(土) |
---|---|
会場 | Live Music JIROKICHI |
出演 | 【山瞬】
【カンザスシティバンド】 |
料金 | ¥3,000(+1ドリンク代別途) |
チケット予約 | 山瞬メールアドレス
カンザスシティバンド メールアドレス |
Webサイト |
山瞬
アコースティックギター、ピアノのアコースティック・ロック楽団。洋邦問わず60〜70年代のロック、ブルース、ジャズ音楽に影響を受けた音楽を製作している。
山﨑倫大
ボーカル・アコースティックギター担当。1995年生まれ。幼少のころより父の影響でよしだたくろうやサザン、50年代~60年代アメリカンポップスを聴いて育つ。10代のころよりギターをはじめ、大学時代から本格的に作詞作曲、バンドの活動を始める。
簗島瞬
ピアノ担当。1996年生まれ。4歳から中学校までクラシックピアノを習う。その後、ロックミュージックへ興味が移り、大学時代よりアメリカン・ルーツミュージックに傾倒。バンド「いーはとーゔ」の鍵盤奏者としても活動中。
Twitter:https://twitter.com/yamashungumi
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WRITER
- 峯 大貴
-
1991年生まれ。大阪北摂出身、東京高円寺→世田谷線に引っ越しました。
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ANTENNAに在籍しつつミュージックマガジン、Mikikiなどにも寄稿。
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