清水煩悩が約4年ぶりとなる新曲“Dolphin Kick”を配信リリース
和歌山県出身の音楽家・清水煩悩が、2024年9月18日(水)に配信シングル“Dolphin Kick”をリリースした。2016年から活動開始し、これまで3枚のアルバムをリリース。素っ頓狂で鬼気迫りながらも力の抜けたストレンジなポップソングを生み出してきた。その稀代の変哲っぷりに、コムアイや奇妙礼太郎、Sundayカミデたちからも評価を受けてきたが、ここ数年ほどはイラストの方に注力し、音楽活動は断続的に。しかし昨年より徐々にライブを再開している。
今年1月にはライブ音源『2023年12月13日7人編成(Live)』を配信しているが、純然たる新曲となると、約4年ぶり。録音には盟友ゴルゴス(Gt / Cho)が率いるバンド・チャンポンタウンが全面サポート。ケン・アカマツ(Key / Cho)、こまるあかね(Ba)、kiarayui(Cho)、ムラカミダイスケ(Sax)、漂泊亭俳太(Dr)が参加。またレコーディングは笹倉慎介(Walk On Soil Studio / 土の上を歩く)、ミックスとマスタリングは、西平慶介(RecordingStudio LubLab)が手がけている。
初めて全編英詞で歌われており、一つのメロディを繰り返しながらどんどん違う世界に跳躍していく構成、歪んだカリンバや軋んだ椅子の音、鳥の鳴き声など、自由奔放なサウンドはDaniel Johnstonの世界を彷彿させる。
現在はリリックビデオが公開されているが、年内には煩悩が手書きで制作を進めているというアニメーションのミュージックビデオの公開も予定されている。また今年4月に大阪で行われたチャンポンタウンとのツーマンライブの東京編が10月26日(土)に青山〈月見ル君想フ〉で開催決定。本曲も披露されることだろうし、チャンポンタウンも約3年ぶりとなる新曲が発表されるようなので期待しておこう。
清水煩悩コメント
こんにちは、清水煩悩です。
この“Dolphin Kick”という楽曲で、初めて自分のことを歌えたような気がしています。最初から最後まで英語のみで曲が出来上がったのは今回が初めてでした。大がかりなバンドセットでのレコーディングも今回が初めてでした。
口ずさみながら作っていたらいつの間にか英語になっていて、そのまま英語で歌うことにしました。自分なりの和訳も書いてみました。
チャンポンタウンと清水煩悩 東京
日時 | 2024年10月26日(土) |
---|---|
会場 | 青山 月見ル君想フ |
出演 | チャンポンタウン / 清水煩悩 |
料金 | 前売り ¥3,800 / 当日 ¥4,300(+1ドリンク代別途) |
チケット |
清水煩悩
和歌山県出身。2016年末から活動をスタート。ダイナミックで丁寧なサウンド・デザイン、素朴なメロディとフォーキーさを軸に、アンビエントや民族音楽、ノスタルジックな要素を取り込んだ楽曲を制作、演奏する。
X(旧Twitter):@shimizubonnou
Instgram:@shimizubonnou
YouTube:@shimizubonnou
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WRITER
- 峯 大貴
-
1991年生まれ。大阪北摂出身、東京高円寺→世田谷線に引っ越しました。
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ANTENNAに在籍しつつミュージックマガジン、Mikikiなどにも寄稿。
過去執筆履歴はnoteにまとめております。
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- 乾 和代
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奈良県出身。京都在住。この街で流れる音楽のことなどを書き留めたい。
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