COLUMN

【2026年9月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているイベント

「東日本のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「熱いイベントはどこでやっているの?」

今聴いておきたい、ライブを観ておきたい注目のアーティストが出演するイベントを紹介していただきます。

 

今月の紹介者は以下の方々です。

渋谷La.mama:高山いずみ

下北沢THREE:はじめちゃん
下北沢BASEMENTBAR:片山翔太
青山 月見ル君想フ:中村亮介

MUSIC 2026.09.23 Written By 峯 大貴

渋谷La.mama:高山いずみの注目イベント

秘密基地は坂の上

皆さま、はじめまして!渋谷La.mamaのいずみです!今回から、ラママの推しイベントをお知らせさせていただきます!

 

10月は素敵なイベントが盛りだくさんなんですが、その中でピックアップしたいイベントを2つご紹介させていただきます!

 

まず一本目は、10/14(水)渋谷La.mama pre.『秘密基地は坂の上』GOMESS×電波少女のツーマンイベント。中毒性のある楽曲でリスナーを魅了し続けているヒップホップユニット電波少女と現在ベストアルバム制作中の文学的フリースタイルラッパーGOMESSとの待望のツーマンイベントを開催します!この日は2組の極上のヒップホップミュージックに心と体を揺らしに来てください。

日時

2026年10月14日(水)
open 19:00 / start 19:30

会場

渋谷La.mama

出演

GOMESS / 電波少女

料金

前売り / 当日ともに ¥3,500(+1drink)
学割チケット ¥1,500(+1drink)※要学生証持参

チケット

https://tiget.net/events/515843
※入場順
TIGET(一般)→TIGET(学割チケット)→TIGET(予約のみ)→TIGET(学割(予約のみ))→当日券

Merg Lou 1st EP『天国の季節』Release Party 〜With a Little Help from My Friends〜

そして、もう一本のオススメイベントは10月28日(水)に開催されるこのイベント。結成から2年目とは思えない圧倒的なライブパフォーマンスでフロアを魅了し、話題沸騰中のロックバンド Merg Lou待望の1st EP『天国の季節』のレコ発 東京編が渋谷La.mamaで開催されます!

 

Merg Lou初の自主企画は、盟友hotspring、the myeahnsとの友情スリーマン!まさに渋谷La.mamaのステージにピッタリのロックバンド3組による灼熱のステージに、フロアも熱気に包まれること必至!

 

音楽の秋、最高のロックミュージックを浴びにいらしてください!ご来場、お待ちしております!

日時

2026年10月28日(水)
open 18:30 / start 19:00

会場

渋谷La.mama

出演

Merg Lou / hotspring / the myeahns

料金

前売り ¥3,500(+1drink) / 当日 ¥4,000(+1drink)
U25 ¥1,000(+1drink)

チケット

e+
TIGET

高山いずみ

1986年3月13日生まれ。下北沢在住で元ろくでもない夜のブッキングスタッフ。現在は渋谷La.mamaにて制作を担当しています。休みの日は、どこかしらのライブハウスかクラブにいるライブジャンキーです。

 

X:@izumi_tkym

下北沢THREE:はじめちゃんの注目イベント

REACH!!

“J-POP”という言葉を聞いて思いつくのはどんな音楽、アーティストですか?僕はやっぱりSMAP、ミスチル、ドリカムなどが思い浮かびますが、世代がわかるというか大体どれくらいの年齢層なのかわかっちゃいますね。

 

いわゆるJ-POPと呼ばれる音楽はその時代性を写しているといっても過言ではありません。それはテレビなどのメディアへの露出の多さに関わってきていると思いますが、ではそういった表舞台に出ないようなJ-POPはJ-POPと呼べるのか、もしくはどんなJ-POPなのか、そんな疑問の答えがこの日解き明かされるでしょう…!

Salan

“J-POPへの恩返し”を掲げるバンド。万人の心を掴むメロディ、要所要所で景色の変化をつける転調、ノーランの映画かと思うくらい伏線が張り巡らされた歌詞、これが新時代のJ-POPなのか。

らんまん

吉祥寺をホームとするスリーピースバンド。こちらは”J-POPへの敬意を、ミニマリズムで射抜く”と掲げている。ただ3人とは思えないくらい綺麗に重なるコーラスワーク、うねり動くベースライン、頭のてっぺんから広がらせる歌声で、とてもミニマリズムとは思えません。ミニマリズム詐欺です。

pandana

5人組の若手J-POPバンド。今回最若手のはずだが1番古き良きJ-POPを鳴らしていると感じる。9月6日にニューシングル“夏の終わりのエチュード”をデジタルリリース。なんでこんなに懐かしい気持ちになるのか、J-POPの魔法。

カドマチ

名古屋が拠点の4人組。今の時代にもちゃんとフィットしながら、ルーツミュージック的アレンジもずっと潜ませてくるまさにポップスの鑑。名古屋で培ったグルーヴはそこら辺の東京のバンドには出せない特殊な何かを感じます。

日時

2026年10月7日(水)
open 18:30 / start 19:00

会場

下北沢THREE

出演

Salan / らんまん / pandana / カドマチ

料金

¥2,400(+1drink)
TEEN&PEOPLE FROM ABROAD ¥1,400(+1drink)

チケット

https://www.toos.co.jp/3/events/reach/

はじめちゃん

伊藤創(イトウハジメ)
1992年9月28日生まれ、千葉県船橋市出身、てんびん座のO型。
2015年から下北沢mona recordsでブッキングを始める。
2021年より下北沢THREEに移りブッキングを担当、ジャンルに拘らず自身が良いと思うアーティストを集め日々イベントを開催。
自身がGt / Voを務めるバンド、三つ峠としても活動中。

下北沢BASEMENTBAR:片山翔太の注目イベント

QLEPALETTE 1st EP Release Tour 『Canvas』

こんにちは。下北沢BASEMENTBARの片山翔太です。今回紹介させていただくのはQLEPALETTEというバンドの1st EPリリースツアー東京編“Canvas”です。

 

早耳の皆さんはもうチェックしてるでしょうか?出会って1年ちょっとですが、類稀なるポップセンスはこの規模のライブハウスではすぐに聴けなくなるんじゃないかなと思うほど。

 

例えば星野源、はたまたTOMOOだったりTeleだったり、そういったJ-POPのシーンで活躍しているバンドのような曲の強度が彼らにはあります。まだチェックしてないのならしっかりとライブも見れるこの機会をお見逃しなく!

日時

2026年10月4日(日)

open 18:30 / start 19:00

会場

下北沢BASEMENTBAR

出演

QLEPALETTE / Pastel Tang Club

料金

前売り 一般 ¥2,500(+1drink ¥600)

学生 ¥2,000(+1drink ¥600)

チケット

https://livepocket.jp/e/5yi20

片山翔太

岩手県大船渡市出身。〈BASEMENTBAR〉を中心に『MACHIFES.』や『exPoP!!!!!』のブッキング、FRIENDSHIP.キュレーターなど音楽の仕事をしています。ボードゲームと東北楽天ゴールデンイーグルス、十割蕎麦が好きです。

青山 月見ル君想フ:中村亮介の注目イベント

10月で〈月見ル君想フ〉は22周年を迎えます!今回は、周年記念イベントの中で僕が担当している『Do Not Disturb!』という企画をご紹介します。

 

不定期で開催しているこのシリーズは、「Music is not joyfull !?」=「音楽は楽しくない!?」をコンセプトにしています。これは以前、ASA-CHANG&巡礼のインタビューで、「音楽=楽しくあるべき」という考えが、「楽」という文字を含んでいることもあって、日本では海外に比べて強く意識されているのではないか、音楽にはもっと多面的な表現があって、それが自然なことなのではないか、という内容で、個人的にも深く共感したことをきっかけに始めた企画です。

 

“楽しい”というひとつの感情だけでは括れない、オルタナティブやエクスペリメンタルをはじめとする前衛的・実験的な音楽を鳴らすアーティストに出演してもらっています。

月見ル君想フ22周年記念公演 『Do Not Disturb! vol.13』

10月8日(木)は、諭吉佳作/menとMeg Bonusによる2マンライブを開催します。二組とも、ジャンルにとらわれない自由な音楽性で注目を集めてきたアーティストです。

 

諭吉佳作/menは、予測できないスリリングな変拍子が次々と展開していくのに、なぜかポップに聴こえてしまう不思議な浮遊感があります。最近ではdiigへの楽曲提供や、架空の映画の予告編を収録した音楽作品『THE TRAILERS』を発表するなど、独自の作家性を貫いている音楽家です。

 

ライブでは、次々と展開していく楽曲を矢継ぎ早に演奏していくストイックな姿も印象的。最近のライブでは未発表曲も多数披露していて、これからどんな作品が生まれてくるのか、ますます目が離せません。

 

Meg Bonusは、デビュー以来、月見ルにも何度か出演してくれていて、今回は約1年ぶりの登場です。メンバー・野本慶の幅広い音楽的な知識を感じさせる楽曲構成と、ハイトーンボイスで歌われる歌詞が魅力的なアーティスト。そこには痛みや陰りがありながら、それを照らすような光も感じられます。

 

そして、個人的に特筆したいのが、野本慶のプロデュース能力の高さです。WEB上で公開されているインタビューでも、作品のコンセプトや音作りのディテールについて語っているものがあり、どれもとても興味深い内容です。ズレやノイズのような違和感をあえて取り入れることで、独特のオリジナリティを生み出している楽曲も聴きごたえがあります。

 

今年の夏はSUMMER SONICやSWEET LOVE SHOWERをはじめ、フェスやサーキットイベントへの出演も重ねていて、今のタイミングでぜひチェックしておきたい存在です。

月見ル君想フ22周年記念公演 『Do Not Disturb! vol.14』

そして11月1日(日)には、NOT WONKとTexas3000による2マンライブを開催します。

 

オルタナティブな音楽性を貫く3ピースバンド、NOT WONK。この記事を読んでいる方にはすでにご存じの方も多いと思いますが、ドラマチックでソウルフルなステージは本当に圧巻です。僕も先日開催されたワンマンライブを観に行ったのですが、会場に漂う密かな緊張感と、ステージと客席の間に信頼関係やコミュニケーションが交わされてる様がとても印象的でした。直接言葉を交わしているわけではないのに、そこにある種の“壁”を感じさせない空気感があり、ライブを観終わったあと、うまく言葉にできないけれど、NOT WONKのステージを観たからこそ残る感覚がありました。

 

彼らの音楽は、いろいろな感情が複雑に混ざり合った坩堝のようでもあり、そういう意味でも『Do Not Disturb!』の企画意図にぴったりなアーティストだと思っています。

 

対するTexas3000は予測不能なサウンドを鳴らす異形のオルタナティブロックバンドです。ノイズやエモ、ポストパンクなどさまざまな要素を飲み込みながら、ポップさと癖の強いユーモア、そしてどこか得体の知れない虚無感まで同居させた、カオティックな音楽性が魅力です。

 

最近のライブシーンでも特に注目を集めているバンドのひとつですが、ライブはとにかく支離滅裂で、音圧もすごい。それなのに、ライブが終わったあとに残るのは「……???」という感覚だったりします。こればかりは実際に体感してみないと分からないかもしれません。彼らのライブは、まさに“体験型”と言ってもいいのではないでしょうか。

今回は、まさしくライブハウスで体感してほしい2本をご紹介しました!10月はこのほかにもスペシャルなイベントがたくさん開催されます。ぜひ他の周年イベントもチェックして、〈月見ル君想フ〉の22周年を一緒にお祝いしに来てください!

月見ル君想フ22周年記念公演 『Do Not Disturb! vol.13』

日時

2026年10月8日(木)
open 19:00 / start 19:30

会場

青山 月見ル君想フ

出演

諭吉佳作/men / Meg Bonus

料金

前売り ¥4,000 / 学生 ¥3,500(+1drink ¥700)

チケット

e+

イベントページ

http://moonromantic.com/post/261008

月見ル君想フ22周年記念公演 『Do Not Disturb! vol.14』

日時

2026年11月1日(日)
open 18:00 / start 18:30

会場

青山 月見ル君想フ

出演

NOT WONK / Texas 3000

料金

前売り ¥4,200 / 当日 ¥4,700(+1drink ¥700)

チケット

e+

イベントページ

https://www.moonromantic.com/post/261101n

中村亮介

1988年生まれ 広島出身。2016年より「四ツ葉ミュージック」の屋号で広島でマイペースに音楽イベントの企画を開始。2018年より〈広島クラブクアトロ〉のアルバイトスタッフとして勤務し、いくつかのイベントの企画制作に携わる。

 

2021年 青山〈月見ル君想フ〉入社に伴い、コロナ渦真っ只中に上京。不定期開催のイベントシリーズ『JUST RIGHT!!』『Do Not Disturb!』『AXE』などを担当。

 

音楽経験は皆無でリスナー感覚で携わってたら、いつの間にか東京にいました。

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